IoT(Internet of Things)の最新ニュースや企業&ベンチャー事例(ケーススタディ)ほぼ毎日掲載

テクノロジー
2016.11.29

いまさら聞けないIoTの基本のキ 〜第5回 「通信」はIoTを支える縁の下の力持ち〜

BY

 ここまでの連載で、IoTの基本的な考え方や構成から、身の回りにも増えてきたIoTの実例までを見てきました。今回は少し見方を変えて、IoTを実現するために欠かせない「通信」について考えていきましょう。

モノとコンピューターの間を結ぶ通信

 IoTは、さまざまなモノがインターネットなどのネットワークを介して、クラウドなどのコンピューターとつながることで実現します。ということは、モノとコンピューターの間を結ぶ通信が必要になるわけです。

 通信というと、しばらく前までは有線の回線を使うことが当たり前でした。電話もパソコンも、通信するものはケーブルがつながっていました。それが今では無線で通信することのほうが一般的になっています。IoTになったとき、さまざまなモノをケーブルで結びつけるのはあまり考えたくない図です。無線を活用したいところですよね。

 「それならば、IoTデバイスに携帯電話の機能をつければいいではないか!」

 もちろん、それはとても正しい考え方です。携帯電話ならば日本の中で人間が行動するほとんどのエリアをカバーして、無線の通信が可能です。

 でも、ちょっと考えてみてください。スマートフォンなどで使う格安SIMサービスをご存知でしょうか。大手の携帯電話事業者よりも割安で携帯電話のサービスを利用できるものです。その中で安いプランを見ていくと、月額1000円を大きく下回って月額300円~500円程度のサービスが見つかります。

 これは通信回線のサービスとしてはかなりの低料金です。でも身の回りのIoTデバイスが10個あったら、それでも月額数千円かかるわけです。家の中に100個のIoTデバイスがある時代になったら・・・。ちょっと考えたくない金額になりそうです。

 さらに、それぞれのIoTデバイスにバッテリーを内蔵して、毎日のように充電しなければならないとなると、その手間もかかります。携帯電話の電波が通じにくい建物の奥や地下などでは、IoTデバイスを活用できないといった問題も起こってきそうです。携帯電話の通信機能があれば、それだけで上手くいくとは言えないのです。

JBPRESS

あわせてお読みください

記事ランキング

  • 直近1時間
  • 昨日

話題のキーワード

注目連載

あわせてお読みください

IoTニュース

3社共同で製造業向けIoTサービスを実現--THK、ドコモ、シスコ
ソフトバンクC&Sが中国Tuyaと提携、最短15日で家電をIoT化
第一人者たちが語る「対話AI」のビジネスと未来像とは
日立、生産現場のOT/ITデータをひも付けて生産工程を最適化するサービス「IoTコンパス」 | IT Leaders
イントラマート、デジタル技術で顧客のDXを支援するソリューションサービス「intra-mart BIORA」
製造部品大手のTHK、NTTドコモ、シスコと予兆検知のIoTサービス提供へ | IT Leaders
「CEATEC JAPAN 2018」レポート。NEXCO東日本が初出展、ICTを活用したメンテナンスを紹介
<山のIoT>LPWAをキラー技術に、人・動物の測位から防災まで
衣類を自動で折りたたむタンス「INDONE」プロトタイプを発表
LED照明市場の変化に合わせてモノづくり革新を推進するパナソニック 新潟工場
ソラコム、「AWS IoT 1-Click」対応のセルラー通信内蔵ボタン「SORACOM LTE-M Button」を発売
7種のセンサーとバッテリー搭載、京セラからLPWA対応のIoTユニット
Pelionでx86も管理できる、IntelとArmがIoTで提携
JUKIと日立、IoTを活用したプリント基板生産ラインの最適化で協業
ESRIジャパン、位置情報をマップ上で可視化・分析できる「ArcGIS Online」が「SORACOM Funnel」と連携
簡単に自宅をスマートホーム化するIoT製品&スマホアプリ「alyssa.play」

IoTニュース”は、Mynd Engineを活用して、世の中のIoT関連の記事をまとめさせていただき、ご紹介させていただきます。