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スマートハウス
2016.11.22

家電にオープン化の波、IoTで手を握る欧米メーカー
CESとIFAで見えた世界の家電メーカーのIoT化(2)

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人工知能と音声認識技術

 シャープのともだち家電が採用している、この人工知能と音声認識技術が、IoTではホットな技術であり今後ますます重要な要素となっていきます。

 ボイスコントロールというと、日本でもアップルが提供する「Siri」が有名ですが、米国ではアマゾンが販売する人工知能搭載スピーカー「Echo(エコー)」(日本未発売)に搭載される「Alexa(アレクサ)」という音声認識エンジン+人工知能エンジンが大きなシェアを取りつつあります。

「ボイスコントロールなんて使うの?」という方もまだまだ多いかもしれません。しかし、Androidの利用統計によると、既に2割のユーザーがスマートフォンを使って音声検索を利用しているようです。

 家電を操作するときをイメージしてください。スマートフォンを手に取り、ロックを解除し、アプリを立ち上げ、操作したいメニューに行って初めて操作をする、となると煩わしいですよね。それよりも音声の方が格段に便利です。

「今日の天気は?」と聞いたら天気を音声でお知らせしてくれ、「電気つけて」と頼めば家の電気がつき、「少し暑いなー」といったらお好みの温度でエアコンが自動調整され、「エスプレッソをお願い」と言ったらエスプレッソが出来上がる。子供の頃に未来と言われていた世界が間近、というか実現されているのです。

 ここに着目し、IFAでは、シーメンス、ボッシュそれぞれのブース共同で人工知能+音声認識エンジンを搭載した「Mykie(マイキー)」というロボットをデモンストレーションしていました。機能としては、アマゾンエコーと同様、話しかけると内容により質問の回答、または状況によりアドバイスがもらえる、さらに家電が連動して動く、というものです。

人工知能+音声認識エンジンを搭載した「Mykie(マイキー)」。

 人工知能は、そもそも発言を区別・認識するところでも活用されていますが、今後はますます活用されて、利用パターンや生活パターンから学習して先回りしてくれるのです。

 アマゾンのアレクサはエンジンとして提供されていることもあり、2016年年初のCESではフォードのブースでも見られました。それは物理的なアマゾンエコーが置かれているのではなく、運転席に搭載されているマイクに話しかけるとコネクテッドホーム(Connected Home)と連動する、というものでした。

JBPRESS

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