恥ずかしさを乗り越えた先に成長があるのです。(写真はイメージ)

 業種にもよるかもしれませんが、コーチやコンサル、士業でサラリーマンが起業をしていく上で、「恥ずかしさ」は成長をブロックする壁の1つになります。営業やセミナー、情報発信はもちろんのこと、プロフィール1つ作るのも恥ずかしさとの闘いになるからです。

何をするにも、とにかく恥ずかしい

 サラリーマンと起業家の大きな違いとして、自分を全面に出していく必要があること、何でも自分でやらないといけないことがあります。

 今まで「やっておいてね」とか「うちの仕事じゃない」で済んでいたことを、全部自分でやらないといけなくなります。業種にもよりますが、自分の顔や個人情報を出す機会も増えます。

 プロフィールを作ると顔写真も出しますし、実績について多少「盛る」ことも必要になります。嘘はいけませんが、やってきたことを「私がやりました!」と言うだけでも、日本のサラリーマンは苦手とするところです。ブログを書いたり、SNSで情報発信をすることも、人によっては恥ずかしいでしょう。

 動画の配信なんて、すごく恥ずかしいですよ。セミナーをするのも、営業をして自分を売り込むのも、料金の話をするのも、全て恥ずかしいでしょう。そもそも、会社を辞めて起業をすると宣言するだけでも、周りからどう思われるか気が気ではなく、恥ずかしいので二の足を踏んでいる人がたくさんいるのではないでしょうか。