伊勢志摩サミット、首脳たちのラブコメ?のような場面も

カメラが捉えたもう1つの伊勢志摩サミット。各国首脳は難しい政治・経済の議題とは別の表情も見せていた(写真はドイツのアンゲラ・メルケル首相の肩に手を添える米国のバラク・オバマ大統領〔AFPBB News

 米シーネットなどが報じるところによると、米アップルは現在開発していると噂されている音声アシスタント機器に、カメラを搭載することを検討しているという。

早ければ年内に発売か?

 このカメラが何に使われるのかと言うと、人を見分けるためとのことだ。

 この機器には顔認証機能も搭載され、利用者が誰であるかを判断する。これにより、部屋の中にいる人の好みに合わせ、ストリーミング再生する音楽のジャンルを変えたり、照明の明るさを調整したりするのだという。

 アップルの音声アシスタント機器については、先頃、米国のテクノロジーニュースサイト、ジ・インフォメーションなどが報じていた

 これらの報道によると、アップルは「iPhone」などのモバイル端末向けに提供している音声アシスタントサービス「Siri」を利用できる、単体の専用機器を開発している。

 こうしたアシスタント機器には、米アマゾン・ドットコムが一昨年から米国で販売している「Echo(エコー)」があるが、先頃米グーグルも「Google Home」という小型機器を発表して話題になった。

 アップルが開発しているとされる機器もこれらと同様、スピーカーとマイクを備え、利用者の音声命令に応じて音楽やニュースを流したりする。

 またアップルの機器は、家庭の様々な機器や設備と連携し、それらを操作できるようにするiOSのソフトウエアプラットフォーム「HomeKit(ホームキット)」にも対応する。同社のクラウドサービス「iCloud」も利用でき、「カレンダー」「連絡先」「メール」といったアプリ機能も使えると伝えられている。

 今回のシーネットの報道によると、このアップルの機器は早ければ年内に発売される可能性もあるが、より有力な発売時期は来年という。ただし、アップルは計画を変更する場合もあり、この製品そのものの計画を中止する可能性もあると、シーネットは伝えている。