アップルウオッチ、今月中にも直営店で販売へ

香港の店舗でアップルウオッチの試着の列に並ぶ男性(2015年4月10日撮影)〔AFPBB News

 米IDCがこのほど公表したウエアラブル端末市場に関する最新のリポートによると、今年7~9月期の世界における出荷台数は2100万台となり、1年前の710万台からほぼ3倍に増えた。

共存する2つの製品カテゴリー

 ウエアラブル端末市場はまだ誕生してからまもなく、上位メーカーの間で熾烈な競争が繰り広げられているという。

 今年7~9月期のメーカー別世界出荷台数を見ると、米フィットビット(Fitbit)が470万台が最も多く、これにアップルが390万台で次ぐ。

 このあと中国シャオミ(小米科技)の370万台、米ガーミン(Garmin)の90万台、中国BBKエレクトロニクス(広東歩歩高電子)傘下、XTC(小天才)の70万台と続いた。

 IDCはウエアラブル端末を、自社開発のアプリのみに対応する「ベーシック型」と、他社のアプリも利用できる「スマート型」の2つに分けている。

 このうち前者は、フィットネストラッカーなどの特定用途端末で、その平均販売価格は94ドル。後者はアップルの「Apple Watch」に代表されるようなスマートウォッチで、その平均販売価格は約400ドル。

 今回の統計の上位5社の中で、純粋にスマートウォッチだけを製造、販売しているのはアップルのみ。ガーミンのようにスマートウォッチも手がけるメーカーもあるが、その主力製品は様々なスポーツ用途のフィットネストラッカーとなっている。

 IDCによると、消費者のスマートウォッチに対する関心は高まっているが、だからといってフィットネストラッカーへの関心が低下しているわけではないという。

 今年7~9月期における両者の出荷台数は、前四半期比、前年同期比ともに伸びており、今のところこの2つの製品カテゴリーは共存していると、同社は指摘している。