PMO市場を開拓し10年高い成功率で高まる評価

 企業の事業推進には、多様なプロジェクトが介在する。プロジェクトの成否は業績に直結するが、成功率は3割というのが一般的な見方だ。これをいかにして高めていくか。企業が抱えている課題である。

代表取締役副社長 COO 田口 正剛 氏

この状況について、代表取締役副社長COO(最高執行責任者)の田口正剛氏は、次のように説明する。「企業内ではプロジェクトが次々に立ち上がっていますが、プロジェクト・マネージャー(PM)が絶対的に不足しています。複数のプロジェクトを一人のPMが兼務したり、プロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)以外の業務を主力とする外部のコンサルタントやSI会社にPMOを任せきってしまったりというのが実情です。このようなことが成功率を低下させている要因の一つになっています」と分析する。

であれば、プロジェクトを成功に導くために必要なPMO機能を社内に置けば問題は解決するはずだが、「社内でPMOを育成していくのは容易ではない」と語る。PMOは裏方的な業務であり、本業とは違う知識とノウハウが必要になるが、多くの社員は本業で努力したいと考える。ここに社内育成の難しさがある。

こうした企業の課題はニーズとなり、それを解消に導くマネジメントソリューションズへの期待として表れている。「当社が関わったプロジェクトの成功率は85%です。しっかりとしたPMOを置くことで成功率が飛躍的に高まるのです。結果として、全国の企業から引き合いが来ていますが、すべてのご要望に対応できていない状態です」と言う。

これまで同社は、大手企業60社以上、300を超えるプロジェクトに取り組んできた実績がある。創業10年の若い会社だが、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン」戦略に基づき、全社・部門・プロジェクトの各レイヤーに向けた専門サービスを展開したことが、新たな企業ニーズを発掘したと言えよう。

その原動力が、企業のPMOに携わる優秀な人材たちである。プロ意識を持つ人材を育成する社内体制が、確実に一人ひとりのマネジメント・スキルを伸ばす。高い専門性を有するメンバーが、顧客企業の改善に取り組むことで高い信頼を得ており、企業からのリピート率は95%という高さに達する。これは数あるコンサルティングファームのなかで、際立つ強みとなっている。