「アップルウオッチ」4月24日発売へ、18金使用モデルも

米アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」〔AFPBB News

 米国の調査会社ストラテジー・アナリティクスがこのほど公表したリポートによると、今年4月に発売された米アップルの「Apple Watch」は、世界のスマートウオッチ市場で一気に首位に躍り出たという。

Apple Watch、400万個を出荷

 これは4~6月期における世界のスマートウオッチ出荷個数を調査したもの。ストラテジー・アナリティクスの推計によると、この期間に世界で出荷されたスマートウオッチは合計530万個で、1年前の約100万個から約5.6倍(457%増)に増えた。

 この伸び率は過去最大だという。

 今年4~6月期の出荷個数は、昨年の年間出荷個数である460万個も上回っており、市場は急拡大したと同社は報告している。このうちApple Watchの出荷個数は400万個を占めており、アップルの市場シェアは75.5%に達したという。

 そしてアップルに次いだのが韓国サムスン電子で、その出荷個数は40万個、市場シェアは7.5%。サムスンは1年前に70万個を出荷し、73.6%のシェアを持っていたが、この4~6月期はいずれもアップルに比べ1桁小さい数値となった。

業界の販売目標水準引き上げる

 Apple Watchは今年4月24日に米国、カナダ、日本、中国、香港、オーストラリア、フランス、ドイツ、英国で発売され、6月26日には韓国、台湾、シンガポール、イタリア、スペイン、スイス、メキシコでも販売が始まった。

 ストラテジー・アナリティクスのエグセクティブディレクターであるニール・モーストン氏によると、Apple Watchは米国をはじめとする国々でiPhoneの支持者から受け入れられているという。