(2015年5月13日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

中国のスマホメーカー「小米」、創業5年で世界3位に

ネット金融に打って出た小米(シャオミ)創業者の雷軍氏〔AFPBB News

 ハイテク企業が金融分野に進出し続ける中、小米(シャオミ)が中国でアリババ集団や騰訊控股(テンセント)の類似商品と競うためにオンラインMMF(マネーマーケットファンド)を創設した。

 世界第3位の規模を誇るスマートフォンメーカーの小米は12日、資産運用会社の易方達基金管理(Eファンドマネジメント)と提携し、自社OS(基本ソフト)にバンドルした金融アプリを通じてMMFを販売すると発表した。

 小米は、新設した金融部門はインデックスファンドや証券仲介、融資などの商品の提供も計画していると述べた。

 小米の共同創業者で副社長を務める洪鋒氏は「我々は金融パートナー企業が上顧客を見つけるのを助ける一方、当社のユーザーがお金を稼ぎ、お金を借りるのを助ける高度なプラットフォームを築くことを目指している」と語った。

先行したアリババは中国最大のMMFに成長

 金融サービスはインターネット企業、ハイテク企業にとって、勃興する重要な成長の原動力と広く見られている。

 今年2月の旧正月の期間中、中国の2大インターネット企業であるアリババと騰訊は、ユーザーを説得して銀行カードを両社のモバイルアプリに連動させることを狙ったプレゼント・プロモーション企画に40億元(6億4400万ドル)以上費やした。

 アリババ傘下の金融会社が2013年に創設した「余額宝」は中国最大のMMFとなり、3月末時点で投資家数が1億8500万人、運用資産が7120億元に達した。