マッサン効果は今も!氷点下のハイボールが人気に

ニッカウヰスキーのチーフブレンダーが胸を張っておススメする理由

2015.04.23(Thu) JBpress
筆者プロフィール&コラム概要

光畑 ペルチェ冷却は、片方の金属を冷却しますが、もう片方を加熱されるのです。メンテナンス性を考えると、冷却には水を使いたい。ただ従来の-5℃まで下げられる専用冷媒に比べて、温度を下げられない。それを解消するために、このペルチェ冷却の排熱効率をいかに上げるかを試行錯誤しました。具体的には、排熱ジャケットの開発、熱伝導に優れたグリスの使用、冷却水循環方法の変更などによって、熱伝導性と排熱効率を高めることができました。

設置スペースはベーシックタイプの約4分の1に

──そうやって生まれたスリムタイプですが、どのくらいのサイズになったのでしょう?

光畑 ディスペンサーと2次冷却器を合わせて、約50センチの幅にダウンサイジングできました。設置スペースは、ベーシックタイプに対して約4分の1というサイズです。

──消費電力の問題はどうでしょうか。

光畑 同様にペルチェ冷却方式を採用したコンパクトタイプ(2011年~)では、22A以上の電気容量が必要でした。通常、コンセントは1系統で15Aまでですから、22A以上となると電気工事をしなければならず、限られた店舗しか設置できませんでした。それを10Aまで落としています。最新のデータでは4.5Aまで落とすことに成功。省スペース&省電力により、小さな店舗でも置くことが可能になったんです。

──ディスペンサーのデザインもスタイリッシュですよね?

光畑 「ブラックニッカ フリージングハイボール」専用のディスペンサーは、「ブラックニッカ」ブランドをイメージした黒をベースに、“キング・オブ・ブレンダーズ”を配したシャープなデザインを採用しています。ホワイトLEDが点灯し、カウンターに彩りを加えてくれると思います。

──2014年12月時点で、「スーパードライ エクストラコールド」の取扱店が1万店を達成したとのこと。今後の目標を教えていただけますか?

光畑 全国には50万店の飲食店があります。その2%にあたる1万店に置かせていただくことができました。「なんだ、2%か」と思われるかもしれませんが、「飲みたいと思った時に飲める場所がある」という店舗数と考えています。データによれば、設置した飲食店様の売上アップにも、貢献できているようです。「ブラックニッカ フリージングハイボール」の取扱店も年内で5000店を目標としています。『「スーパードライ エクストラコールド」「ブラックニッカ フリージングハイボール」が飲めるから、そのお店に行こう』と思っていただければ本当に嬉しいですね。

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