危ないのは夏より冬だ!
いとも簡単に発生する食中毒

味の社会学(第17回)

2015.01.29(Thu) 菅 慎太郎
筆者プロフィール&コラム概要

 「食中毒」というと、O-157やノロウイルスなどの発生事件を思い浮かべて、あってはならない恐ろしい出来事だというイメージを抱くかもしれません。

 しかし食品は、条件が揃いさえすればいつだって腐敗し、細菌が繁殖します。その状態の食品を食べたり接触することによって、食中毒は容易に発生し得るのです。

 ここに興味深いデータがあります。厚生労働省が毎月発表している「食中毒」の月別発生状況です。平成24年と平成25年の1年間の発生人数をグラフにしてみました

出典:厚生労働省

 いちばん発生人数が多い季節はいつでしょうか。おそらく皆さんの多くが夏だと答えられることでしょう。

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株式会社味香り戦略研究所 味覚参謀、口福ラボ代表
1977年埼玉県生まれ。味覚コンサルタント&コピーライター。「おいしさ」の表現を企画する口福ラボを主宰し、味香り戦略研究所では「味覚参謀(フェロー)」としてマーケット分析、商品開発を手がける。キッズデザインパーク講師。日本味育協会認定講師。渋谷珍味研究会顧問。鹿児島市新産業連携創出WGアドバイザー。


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