アップル、イスラエルの新興企業を買収

「iPhone」や「iPad」に3Dセンサー技術を導入か?

2013.11.27(水) 小久保 重信
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 また同氏は「幸いなことにいずれの市場も巨大。スマートフォンやタブレット端末を通して素晴らしい経験をしたいと考えている人が大勢おり、アップルはそこでビジネスを展開できる」とも述べたとフォーブスは伝えている。

iPhone 5s の指紋認証も買収企業の技術

 クックCEOは、今年9月末で終了した2013会計年度の1年間に、アップルが15社を買収したことを明かしている。各社の詳細について同氏は述べていないが、これまで報じられただけでも数社は分かっている。

 例えば、アップルは今年、屋内位置情報システムの米ワイファイスラム(WifiSLAM)、経路探索サービスの米ホップストップ・ドットコム(Hopstop.com)、カナダの地域企業情報サービス企業ロケーショナリー(Locationary)、それに公共交通機関の路線図アプリを手がける米エンバーク(Embark)などを買収している。

 これらはいずれもアイフォーンやアイパッドの地図関連サービス拡充に向けたもの。またアップルは、2012年に指紋認証技術の米オーセンテック(AuthenTec)を買収しており、この技術は今年発売されたアイフォーン5sに採用されている。

 オーセンテックの買収金額は約3億5600万ドルで、今回のプライムセンスと同様の規模だ。またアイフォーンなどに搭載されている音声アシスタント機能「シリ(Siri)」は、米スタンフォード研究所(SRI)で開発された技術だったが、アップルが2010年4月に買収し、2011年10月に発売したアイフォーン4Sに採用した。

 こうした経緯があることから、同社が来年市場投入するアイフォーンの次期モデルでは、プライムセンスの技術を使った新たなユーザーインターフェースが導入されるのではないかと見られている。

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ニューズフロント フェロー。1961年生まれ。翻訳者、同時通訳者を経て、1998年に日経BP社のウェブサイトで海外のIT関連記事を執筆し始めた。2000年にニューズフロントを共同設立し、海外ニュースの速報事業を統括。現在は同社のフェローとして活動し、JBPress(日本ビジネスプレス)、日経BP社ITproでコラムを執筆中。連載記事執筆媒体には、ダイヤモンド・リテイルメディア「ダイヤモンド・チェーンストア誌(月刊アマゾン)」もある。著書『ITビッグ4の描く未来』(日経BP社)

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