マット安川 ゲストに河添恵子さんを迎え、中国マネーによる日本の土地買収の現状などをリポートいただきました。“今の中国はファイナルステージにある”と河添さん。その実態とは。

水源地、農地・・・、中国に狙われる日本の土地

河添 恵子(かわそえ・けいこ)氏
ノンフィクション作家。主な著書に『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』(産経新聞出版)『中国人の世界乗っ取り計画』(産経新聞出版)『エリートの条件 世界の学校・教育最新事情』(学研)『中国人とは愛を語れない!』(並木書房)などがある。(撮影:前田せいめい、以下同)

河添 中国による日本の土地の買収などはこれから加速度を増すと思います。中国はいま断末魔、ファイナルステージで、中国国内はもう魅力がない。それを一番よく分かっているのは中国共産党です。彼らは非常に賢いので、おカネをすでに外に出している。

 中国はおカネがある人が逃げているんです。共産党幹部も逃げている。そのおカネで何をするかというと、基本は土地を買う。日本の土地は簡単に取得できますから。

 特にこの1年くらいで多いのは、太陽光パネルの企業に化けて入ってきて、土地を取得している。北海道はものすごく買われています。東北地方や九州もそうです。太陽光パネルというと、人々はどうしても環境に優しい企業だと勘違いしてしまうわけです。彼らはメーカーですが、会社の目的は土地の取得だと思います。

 これから狙われるのは農地です。耕作放棄地が全国に40万ヘクタール以上あると言われていて、しかもいま農業は徐々に法人化されているので、そうすれば企業買収という形で買いやすいわけです。

 森林は今まで製紙会社の関連会社などが所有していて、その会社がつぶれそうな時に森林ごと買うというのが中国の手だったわけですが、農業も法人化が増えていけば同じことになります。

 農地を持っている企業を中国は買いたがっている。それはもちろん土地に対する魅力、それといいものが作れる土壌だと分かっているわけです。汚染されていない土地であると。

 そういう意味でこれから狙われるのは耕作放棄地と、法人化された農地も含まれると思います。

中国利権を持った「売国議員」はすぐに辞めよ

 外資が水源地を買うことに対して規制を設ける法案が衆院を通過する見込みのようですが、敵もさる者で、中国人は外資ではなく、帰化した日本人におカネを渡して、日本の企業に見せかけて土地を買うという方法がいま広がっています。

 外資だけ縛っても必ずしも防げないわけです。だから私は事前審査制にすべきだと思っています。土地を買う資格があるのか、どういう企業なのか、ある程度チェック機能がなければならないと思います。