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愉快な仲間をさらに楽しくさせるリングリーフ

LINEのブレイクで注目されるコミュニケーション市場(後篇)

2012.08.29(水) 横山 隆治
    http://goo.gl/7cGcl
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昨日の前篇につづき、リアルグラフでのコミュニケーション市場動向に関するNECビッグローブ「RingReef(リングリーフ)プロジェクト」チームの下島健彦氏と中務幸子氏へのインタビューをお送りする。後篇ではRingReefを中心に話を聞いた。

クローズドなグループのコミュニケーションに新しい価値をもたらす

横山 今回RingReefのVer.2をローンチされましたが、RingReef自体、あるいは今回のVer.2の開発の狙いなどをお聞かせいただきたいのですが。

下島 一番の狙いは、友達リストが肥大化することによって使いにくくなったSNSから、もっとクローズドに、仲間同士で気兼ねなく使えるサービス、アプリが間違いなく求められるだろうということです。

 それと、スマホベースで開発するスマホで使いやすいサービス、この2つの掛け算。それを自分たちでやりたいと考えたし、上手くニーズも高まってきていると判断しました。

NECビッグローブ「RingReefプロジェクト」オーナーの下島健彦氏とチームメンバーの中務幸子氏

 RingReef Ver.2では写真をキーに開発を進めています。テキストだけでもなく、写真だけでもなく、その組み合わせがスムーズにできることを目指しています。

 というのも、写真だけでコミュニケーションを取るのは難しいと思うからです。例えば、飲み会やイベントがあれば「じゃあいつ?」「どこで?」というようなやり取り、段取りも事前に必要になる。

 で、実際に会っている時は、遊びや食事に集中してもらって、極論このサービスを使ってもらわなくてもいいと思っているのですが(笑)、スマホのカメラではみんな写真はたくさん撮ったりするのだろう、と。

 その後で、RingReefを使ってイベントの記録や楽しかった思い出などをみんなで気兼ねなく共有してもらう。会が終わった後も、引き続きそれをネタに楽しんでもらいたいし、そこに参加できなかった人にも楽しんでもらえるようにしたいです。

横山 そうですね、こういうツールが上手く使われるようになると、たまたまその日は参加できない人も楽しめるでしょうし、疎外感もない。また、事後のコミュニケーションも広がっていきますね。

中務 私たちは、繋がるだけでは意味がないと思っていて、繋がったその先で何ができるのか、何を提供するのかがとても重要だと考えています。

 イベントに行けなかった人も行ったような感覚になれるとか、今までは相手の都合を気にして雑談のような投げかけはためらってしまっていた仲間との会話など、クローズドなグループの中に新しい価値を提供したいと思っています。

 写真はそのきっかけ作りとして最適だと考えており、事前の調査も含めて確信し、今回Ver.2で機能を強化しています。

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横山 隆治 Ryuji Yokoyama

 

1982年青山学院大学文学部英米文学科卒。(株)旭通信社入社後、ビール、飲料、食品などのマス広告ブランドを多数担当。96年DAC設立に参画。DAC代表取締役副社長を経て、06年(株)ADKインタラクティブ代表取締役社長。現在(株)デジタルインテリジェンス代表取締役。ネット広告黎明期からその理論化、体系化に務める。著書に『インターネット広告革命』、『次世代広告コミュニケーション』、『トリプルメディアマーケティング』ほか多数。

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