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デジタル時代にこそ花開くビジネスモデルを追う

変化と進化を先読みする~メディアの未来(7)

2012.08.07(火) 藤村 厚夫
    http://goo.gl/T3gXu
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 連載「変化と進化を先読みする~メディアの未来」は、デジタル化によって加速するメディアの変貌をビジネスの視点からウォッチを続けています。

 第7回は、デジタルメディアだからこそ可能となる「ビジネスモデル」について検討していきます。

 少なくともこの100年強の期間をかけて築かれ、特に戦後に花開いたマスメディアの収入構造は、インターネットの時代が本格化してからたった10年ほどで衰退の道のりを歩み始めていると言えます。

 もちろん、インターネットは同時に新たな経済の巨大な可能性を示しているはずですが、ことメディア産業界にあってはそれを手中にしているとは言い切れません。

 ITやインターネットを生かしていかにうまく収入を稼ぐか、という極めて実践的な観点と同時に、従来からの"ビジネスモデル"の終えんと、新たな創造を考えるべき時期に差しかかっているはずです。

Point デジタルメディアの最新ビジネスモデル

 まず、メディアには、いったいどのようなビジネスモデルがあり得るでしょうか? メディアビジネスに携わるような方々には、いったん自らの"常識"から問い直すことをお勧めします。

What does the "Media Business Model" mean? (英文記事・The Long Tail)

 この記事は『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』でわが国でも注目を集めたクリス・アンダーソン氏が2008年に書いたブログ記事です。

米国の08年ネット広告売上、過去最高の234億ドルに

インターネット広告費は年々増加〔AFPBB News

 同氏はこの記事で、いまメディアにどのくらいのビジネスモデルが可能かと問いかけ、改訂を続けながら25種ものモデルに到達しました。専門外の方には煩わしいほどですが、本業が出版や広告に携わる方々は、いまからでも目を通しておくべき資料的価値があります。

 アンダーソン氏の整理でも、広告系統のビジネスモデルの進化には目ざましいものがあります。いきなり先端的な技術の話題に入る前に、特にWebメディアにおいて広告収入を考える際の基本を整理をすべきでしょう。下記の記事が参考になります。

インターネット広告とは(インターネット広告のひみつ)

 この記事は、インターネットをめぐる広告の定義から始まり、その進化を書籍のように追うことができるものです。参考書としての価値が高く、通読したいものです。

メディア運営に必要なソロバン計算―PVを軸にしたKPI構造の把握 (AdverTimes.)

 この記事では、Webメディアでいまだに重要な指標であるページビュー(PV)数を中心に、それをどう売上に結びつけていくかという考え方を、おもにメディアに従事する人々向けに整理しています。

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藤村 厚夫 Atsuo Fujimura

メディアプローブ株式会社 取締役
1954年生まれ。法政大学経済学部卒。株式会社アスキーにて月刊誌の編集長など歴任。その後、ロータス株式会社(現日本IBM株式会社)でマーケティング本部長等を歴任。2000年に株式会社アットマーク・アイティを創業。IT技術者向けのオンライン専業メディア「@IT」を開設。合併によりアイティメディア株式会社代表取締役会長に。現在、メディアプローブ株式会社にて新規事業を担当。
執筆中のブログ:Blog on Digital Media

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