まだまだ旬!ボジョレー・ヌーヴォーの粋な飲み方

【新連載】 男と女のワイン学(レッスン1)

2011.12.05(Mon) 平野 美穂
筆者プロフィール&コラム概要

 さて、回答から覗ける深層心理はこちら。

(1)→ 仲良くしたい、いい父親(母親・息子・娘)に見られたい
(2)→ コニュニケーション能力が高く、和をもってうまくやりたい
(3)→ ちょっと目立ちたい
(4)→ 会話の切り口がほしい、話をそらしたい
(5)→ 相手に若さを求めている
(6)→ 自分の幅を見せたい
(7)→ 気の利いたところを見せたい

 いかがでしょうか。そんなことないよっ! なんて反論もあると思いますが、ボジョレー・ヌーヴォーの性質を知ればきっと納得することと思います。

ボジョレー・ヌーヴォーの20%は日本に輸出される

 日本でのボジョレー・ヌーヴォーの認知度はかなり高くなっています。ワイン単体では、超有名高級ワインの「ロマネ・コンティ」を抜いて、シャンパンの「ドン・ペリニョン」と同じくらい知られたワインです。

 最近では、百貨店・酒屋だけでなく、スーパーやコンビニでも手軽に購入できるようになり、その年のブドウで作った新酒であることを知っている人も増えました。

 ヌーヴォー(=新酒)の本来の役割は、ワインの先物買い(=プリムール)における値付けの目安にすることでした。一般的なワインはその年に収穫したブドウを年数かけてゆっくりと熟成させてから飲用されるため、収穫の年(ヴィンテージ)のブドウの出来を測る指標とされたのです。

 とりわけ「ボジョレー地方の新酒」であるボジョレー・ヌーヴォーは、他の地方の新酒に先駆けて行ったマーケティング戦略の大成功で、瞬く間に世界に広がっていきました。

 多くのフランス人が地酒と言われる自分の地方のワインばかりを消費するのに対して、地酒を持たないパリっ子の間で、パリに250店舗を抱える小売チェーン「ニコラ」が1966年にボジョレー地方の新酒のキャンペーンを打ち出したところ、これが大ヒット。この頃のパリはランチタイムにもワインを欠かさず飲んでいましたから、話題のワインとなれば広まるのもあっという間でした。

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ワインライフプロデューサー。仏留学中にワインに魅せられ、仏ワインの輸入商社を経て現在はセミナーや講演等を中心に活動中。多様性のある日本の食卓や日本的なライフスタイルに合わせて、手軽に採り入れられる「ワインのある生活」を提案している。JSAワインエキスパート、WSET ADVANCED。東京下町育ち。


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