好天に恵まれた3月22日、東京でもついに桜が開花した。昨年よりは1日遅いが、例年と比べると6日早いという。

 気が早いもので、都内の桜の名所と呼ばれるところには、つぼみの下で早くも宴会を始める人もいたとか。(もちろん桜は大義名分なのかもしれないが)

東京で桜が開花 [AFPBB News

 さて、都内に限らず、今、全国には様々な桜の名所がある。桜の名所を集めた雑誌も発行されているぐらい。樹齢何百年のしだれ桜とか、土手沿いに何千本の桜が乱れ咲きとか、その内容は様々。そして、そうした名所には大勢の人が集まる。

 「なぜ、桜にはこんなに人が集まるのか」

 あるイベント会社の経営者がこんなことをつぶやいていた。彼が運営するイベントは年間に数十回あるが、その半分くらいは集客に四苦八苦しているという。

 私も商売柄、地域ブランドに関係する商談会やセミナーなどに出席することが多く、その数は年間で100回を上回っているが、予定人数に達しないものも少なくない。

 「すいません、年度末に近くて集客がうまくいきませんでした」とか、「予算が少ないので思うように集客できませんでした」と担当者は言い訳をする。しかし、同じ年度末であっても桜の名所には人は集まるし、広告予算だってほとんどないところも多い。

 この違いはなんなのか? その理由を考えてみると、桜に人が集まる要因は大きく3つあることに気付く。