時計とモータースポーツの双方に目がない人なら、伊のメカニケ・ヴェローチは、今もっとも気になる時計ブランドの一つのはず。その看板モデルといえば、そりゃあもちろん、2006年のブランドデビューと同時に登場した「クアットロ・ヴァルヴォレ」でしょう。エンジンピストンをモチーフとしたケースが発するレーシーな雰囲気、そして何より4つの異なる時間帯を表示する4つ目フェイスを採用した大胆なセンスが、個性派ウォッチを探していた人たちを瞬殺したんです。
そんな革命児的ブランドが、またもや魅力的なモデルをリリースしました。ご覧のとおり、今回はすっきりとした2つ目デザイン。とはいえ、目玉の大きさをバイクのメーターよろしく左右で変えたところや、高性能マシンのお約束素材であるチタン(頑強で軽い)を奢ったケースなど、随所にモーターテイストを得意とする同ブランドらしさが炸裂しています。
しかもこの新作、顔だけでなく、値段もぐっとすっきり(笑)。メカニケ・ヴェローチに興味を感じつつ、価格の高さから二の足を踏んでいた人も、これなら購入が現実味を帯びてきたのではないでしょうか?

ドゥエ・ヴァルヴォレ
2 valvole
2バルブエンジンを時計デザインに落とし込んでいます
「クアットロ・ヴァルヴォレ」と同じサイズのケースの中に、2つの文字盤をセット。このデザインは2バルブエンジンのシリンダーピストンからインスパイアされたもので、左右の文字盤径が異なるため、スピードメーターとタコメーターが並んでいるようにも見えます。なおモデル名を刻印したセンターのラインはハイコンプレッションピストンをかたどったもの。徹頭徹尾、モータースピリットに溢れたモデルです。
27万8250円
(メカニケ・ヴェローチ/アルーナ)
SPEC.
自動巻き、Tiケース、ケース径48mm、10気圧防水

業界の話題をさらった衝撃的4つ目フェイス
時計界に衝撃を与えた「クアットロ・ヴァルヴォレ」。アルミニウム無垢から削り出したエンジンピストンを彷彿させるケースに、4つの自動巻きムーブをセットしています。カーフストラップ。
99万7750円(メカニケ・ヴェローチ/アルーナ)

搭載する2つのムーブをシースルーバックで開陳
ムーブメント「ETA2671」の精緻な駆動を視認可能。それぞれの時刻調整に使用する両サイドのリューズは、丁寧なハンドポリッシュで仕上げられており、高級感もたっぷりです。
Edit ⁄ Keiichi Moritani







